考えたこと2

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銭形平次
電子書籍で銭形平次の1巻を買って読んだ。

最初は投げ銭はしていない。
いつから投げ銭を始めたのかわからないが、昔のテレビではそれが見せ場だったと思う。

平次は岡っ引きであり、奉行や与力の下にいる。
銭形平次捕物控は、通常の推理小説の短編集のような格好。
事件が起こって、平次が出て行き、解決する、という筋立て。

子分はガラッ八である。
「親分、大変だ、大変だ(てーへんだ)」という決まり文句だったと思う。

電子書籍では半七捕物帳、むっつり右門捕物帖という2つのシリーズが青空文庫で出ている。
要は、著作権が切れて、無料になった本ということだ。

これらの3つのシリーズ、暇つぶしにはちょうどいい。

小説では、半七捕物帳は回想形式で語られる。
むっつり右門捕物帖は、無口な主人公とおしゃべりな子分の組み合わせ。

時代劇というのは、現代劇と違って模写がシンプルだ。
身体でいえば、骨の部分が主体になっている。
余計な身がない分だけ、中身が濃い感じがする。

それが時代劇の良さではないか。

エンターテインメントとしての時代劇、文学作品としての時代劇など色々あるが、生活のディテールが想像できないというメリットを活かして、作品が成り立っていると思う。

時代劇ファンだ。



| | 考えたこと | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
丸坊主
丸坊主が世間を騒がしている。

AKBのメンバーが何かやらかして、丸坊主になってお詫びしたのがYoutubeで流れたらしい。
ぼくは見ていないが、若い女性が丸坊主になっている姿は話題になる。
世界40ヵ国でマスコミに取り上げられたらしい。

ほとんどの国は、若い女性が丸坊主になる、ということに対して否定的なコメントだった。
まあ、そりゃそうだろう。
ハリウッド映画でも、デミー・ムーアがGIジェーンを演じた時に丸坊主になったのを見たくらいだ。
もちろん、病気の役ではあるが…。

だから、海外では軍隊を思い浮かべる国が多いそうだ。
それを二十歳くらいのアイドルグループのメンバーが丸坊主だから、仕方ない。

今日テレビでいろいろコメントしていたが、そういう反応だろうなあと思った。

とにかく、丸坊主になったのだから、許してくれというメッセージだろう。
若い女性の丸坊主姿を見て、これ以上何も言えない、という効果を狙ったのだという人もいた。
おそらく、それが近いだろう。

女性ばかりのグループは恐い。
内部でいろいろあるのだろう。
誹謗、中傷、陰口、悪口…何でもありだろう。
お局様もいるだろうし、派閥争いもあるだろう。
それは仕方のないことだ。
そういうことに耐えられる女性しか残れない。

AKB予備軍がどれくらいいるのか、わからないが、耐えられない人はトップにはいけないだろう。

そういう仕組みを使ったアイドルグループなのだ。

それを計算したか、計算していないかはわからない。

でも、結果的にそうなんだろう。

これが日本の文化だ、と言われても仕方のない面もある。

困ったものだ。

| | 考えたこと | 14:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
三大工業地帯
ぼくが小学校の時、ちょうど高度成長の頃だった。

工業地帯というと、京浜、中京、阪神、北九州の4つ。
四大工業地帯、というふうに習った。

平成に入って、どうも様子が変わってきた。
北九州工業地帯と言われていたところの工業生産が下がり、四大工業地帯と言えなくなってしまったらしい。
今は北九州工業地域という名前に格落ちして、三大工業地帯という呼び名になった。

ぼくが習った頃の北九州工業地帯というと、八幡製鉄所があり、筑豊炭田の石炭があって、製鉄業が盛んだった。
炭鉱は閉鎖され、だいぶ様変わりしたんだろう。
今は自動車がたくさん作られている。

昭和40年代とは日本列島もだいぶ変わったということか。

そういえば、長男の小学校の時、宿題を見ていて各地域の工業生産の表からどの工業地帯かと推定する問題があった。
ああ、こんなのあったなあ、と思ったが…。

とにかく、中京はトヨタがあるから機械が多くて、阪神は泉州があるから、繊維が多い、ということだけはわかった。

その時はそんなに思わなかったが、あれから十数年経った。
日本の工業地帯も変わる。

若者の雇用を促進するためには、産業構造の転換が必要だという。

それが起こっているのか、まだ不十分なのか…。



| | 考えたこと | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) |