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2013.02.11 Monday
三大工業地帯
ぼくが小学校の時、ちょうど高度成長の頃だった。
工業地帯というと、京浜、中京、阪神、北九州の4つ。 四大工業地帯、というふうに習った。 平成に入って、どうも様子が変わってきた。 北九州工業地帯と言われていたところの工業生産が下がり、四大工業地帯と言えなくなってしまったらしい。 今は北九州工業地域という名前に格落ちして、三大工業地帯という呼び名になった。 ぼくが習った頃の北九州工業地帯というと、八幡製鉄所があり、筑豊炭田の石炭があって、製鉄業が盛んだった。 炭鉱は閉鎖され、だいぶ様変わりしたんだろう。 今は自動車がたくさん作られている。 昭和40年代とは日本列島もだいぶ変わったということか。 そういえば、長男の小学校の時、宿題を見ていて各地域の工業生産の表からどの工業地帯かと推定する問題があった。 ああ、こんなのあったなあ、と思ったが…。 とにかく、中京はトヨタがあるから機械が多くて、阪神は泉州があるから、繊維が多い、ということだけはわかった。 その時はそんなに思わなかったが、あれから十数年経った。 日本の工業地帯も変わる。 若者の雇用を促進するためには、産業構造の転換が必要だという。 それが起こっているのか、まだ不十分なのか…。 |
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