考えたこと2

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サイン
小学校の何年の時だったか。
運動会でいとしこいしと会った。

こいしさんの子どもが同じ小学校に行っていたはずだ。
そのおかげで、いとこいの実物を見ることができたのだ。

当時、いとこいはレギュラーでテレビのクイズ番組の司会をやっていて、関西の人間なら知らない人はいなかった。
いとこいは兄弟で、名字はしのはらだったと思う。
同級生にしのはらという名字の人はいなかったので、学年は違ったんだろう。

でも、テレビに出ている人が目の前にいる、というのはスゴイことだった。

誰が言ったか、サインをもらおうということになった。
ちょうど昼休みの時間で、家族で弁当を食べたあと、誰が持っていたのかメモ帳のページをちぎったものを持って走って行った。

いとこいは兄弟で立って、グラウンドを見ていた。

紙を出して、サインください、と言ったかどうか…。

快くサインしてくれた。
子どもの小学校の生徒だから、あんなメモ帳の切れ端にでもサインしてくれたのかもしれない。

長いこと、その紙切れを持っていたが、いつかなくなってしまった。

あれが生まれて初めてもらったサイン。

30代のいとしこいしだった。

もちろん、ぼくは10歳以下。

| | 考えたこと | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
由紀さおり
今日は由紀さおりのライブを見に行ってきた。

サンケイブリーゼホールであったのだが、いっぱいの人だった。
「手紙」を歌ったのだが、この曲はぼくが2枚目のシングル盤を買った曲。
懐かしい。

中学2年の時。
あのきれいな声で広い音域。
低い声から高い声に変わるときの、裏返る感じが好きだった。

「手紙」のあと、「生きがい」という歌もよかった。
これもシングル盤を買った。
器用な人だと思う。

大ヒットが出るわけでもなく、消えてなくなるわけでもない。
コントなどでは便利に使われていた。
どちらかというと3枚目の役。
アイドルのお母さん役などをやっていた。
芝居もうまくて、映画にも出たことがある。
笑いのセンスがあった。

そうこうするうちに、姉と一緒に童謡を歌い始めた。
だいぶ長いこと歌っていたと思う。

今日言っていたが、姉に「もう一度歌謡曲が歌いたい」と言ったらしい。
でも、鳴かず飛ばず。
その次の年に、ブレイクした。
ジャズを歌って、イギリスで認められた。
ワールドワイドな歌手になったのだ。

今日も、オール・オブ・ミー、A列車で行こう、ス・ワンダフルなどを歌った。
「A列車で行こう」のスキャットは圧巻だった。

ぼくは由紀さおりのファンだから、よかったと思う。

ステージ上のおしゃべりも上手で、まだまだ器用だ。

「執念深く歌い続けてきたから、今日の私がある」と言っていた。

継続は力なり。

この人が売れてよかった。

| | 考えたこと | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |