考えたこと2

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イチの意味
1という数字は難しい。

数え始める時の1は自然数の1になる。
1,2,3…と数えるときの1だ。

そして全体を表すときの1がある。
1/3とか1/4とかいうときの1は全体を1とおいて、それを3つに割ったものとか、4つに割ったものとか、そういう意味になる。

ここが算数の一つの壁だと思う。

全体を表す1がわかるか、わからないか、この使い分けが難しい。

全体を表す1がわかれば、100%が1であることがわかる。
百分率もここにつながっている。

この全体を1と表す、というのがわかりにくい。
全体が3個であっても、1で表す。
全体が5kgであっても、1で表す。
全体が2kmであっても、1で表す。

とにかく、1とする、ということだ。
このとにかく、というところが難しい。
何でもいいから、1にする。

この1と自然数の1は違う1だ、ということをちゃんと教えないといけないと思う。

そこでつまずく人が多いのではないか。

全体を1で表すという考え方は、小学校で出てくる一つの大きな発想の転換。

これが腑に落ちると、1/2や50%もわかる。

この1の二つの意味をもっとちゃんと教えないといけないと思う。

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