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2012.12.04 Tuesday
ケインズ
BBCでケインズの特集番組をやっていた。
同時通訳の番組だったので、ちょっとわかりにくかったが、1930年代のケインズの主張を話していた。 世界中の経済が悪化した1930年代。 人口の多くが失業状態という状態だった。 しかし、政府の投資でそれは解決されたと言われている。 それは、ひょっとしたら第二次大戦が解決の原因だったのかもしれない。 2008年の終わりのリーマンショックの時の政府の対応は、ケインズに戻ったとも。 個人の自由に任せていてはいけない。 政府の介入が必要だ。 一方で大きな国の借金はどうしたらいいのか。 ケインズさえ想像もできないような借金。 それは今まで誰も向き合っていない。 これ以上の債務の増大は、もう現代では通用しない。 1946年にケインズは死去した。 彼の最も大きな功績は、「経済というものは予想ができない」ということをわからせたことにある。 そして、時には政府が役に立つこともできる。 肝心なのは人々の意思だ。 諦めずに「よりよい世界を作ろうとする意思」がよりよい経済学を作る。 それがケインズのメッセージだと締めくくっていた。 あと、ハイエクとマルクスをやる予定。 英語がわかればもっと面白かったのに…。 |
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