考えたこと2

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松田聖子ディナーショー
松田聖子のディナーショー、よかった。

値段は高いが、それだけのことはある。
最後のアイドルに会いに来るのは、リピーターが多い。
チケットを取るのに苦労するくらいだから、行きたい人はたくさんいる。
今回初めて行ったが、周りは家族連れや、友達同士という感じだった。

今はアイドル不在の時代。
AKB48という団体はいるが、あれはアイドルではない。
アイドルもどきの団体だろう。
あれだけ人数がいたら、カリスマも何もあったものではない。
あれが人気がある、というのは、自分もひょっとしたら…という女の子がたくさんいるからではないか。
どちらかというと、普通らしいところが売りだろう。

松田聖子も最初はぶりっこだとか、いろんな批判があったが、なんと言っても80年〜85年の黄金時代のヒットはすごかった。
当時は毎週フェリーに乗って移動することが多かったが、木曜日の9時といえばザ・ベストテンだった。
たいがいフェリーの中のテレビでみんなで見た。
そこでチャート1位の常連。
その時のオーラがショーでも出ていた。

人間というのは、同じ過去を過ごしたという経験を共有していると思うと、仲がよくなる。
最初はよそよそしかった人が、同じ歌手のファンだったりすると、急に近くに感じる。
それが団体で起こるのが、ディナーショーである。

席に着いたときは、何となくよそよそしいのだが、ショーが始まり、松田聖子がこっちを見てニッコリすると、昔に戻る。
40歳を過ぎたとおぼしきオッチャンが「聖子チャーン」と叫ぶ。

1年間で一日だけのお祭り騒ぎ。

「赤いスイトピー」はみんなで合唱。

一瞬会場の時間が戻る。

そんなショーだった。

よかった。

来年も行くぞ。

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