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2011.06.21 Tuesday
エネルギー
地球上にはいろんなエネルギーがある。
ひとつは石油だ。 燃やすと、酸素が入って、分子の結合が変わり、熱エネルギーが出る。 石油の化学反応の熱エネルギーによって、自動車を動かしたり、発電をしたり、いろんなことができる。 ただ、その時に発生した二酸化炭素が多くなると、ちょっと困ったことが起こる。 地球温暖化だ。(ただ、本当に二酸化炭素のせいかどうかは、まだわからないらしい。) 二酸化炭素は植物が取り込んで、酸素になって出てくる。 その過程で、植物が成長するためのエネルギーができる。 これが光合成というやつだ。 この植物が持っている化学変化は効率も高く、いまだに人間にはマネができない。 しかし、植物は減るわ、燃やす石油は増えるわで、地球上には二酸化炭素が増えている。 産業革命以来、人間はたくさんの石炭と石油を燃やしてきた。 そんな人間の営みなど、自然から比べたらたいしたことはない…、と思っていたのに、今や地球規模で影響を与えるようになった。 温暖化で、北極の氷が溶けているらしい。 そのうち、日本も温暖化で海面が上がり、沈んでしまうかもしれない。 そんなことは、地球規模ではたいしたことではないだろう。 だいいち、大昔は5つの大陸がひとつにまとまっていたのだ。 パンゲアという大陸。 5つの大陸に分かれるときには、何度も大きな地震や津波があっただろう。 そんな地球の歴史を考えると、言い古されたことだが、人間などちっぽけなものだと思う。 地球の覇者になって、我が世の春を謳歌しているが、所詮2000年くらいの話。 地球の年齢は、40億年ほどだから、2000年などほんの一瞬だ。 これから先、どうなるかはわからないが、世界はいつかなくなる。 しかし、エネルギーはなくならない。 形のないものは、強い。 |
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