考えたこと2

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アトム
アトムがいたら、助かるだろうなあ、と思うのが大震災。

アニメのように、飛び回って、がれきなどすぐにまとめてしまう。
そして、それを宇宙に持っていって、捨てる。

手塚治虫が生きていたら、そんなストーリーを描いただろうか。
それとも、そんなに単純なストーリーは描かないだろうか。

アトムは天馬博士が亡くなった息子の代わりとして作ったロボット。
本物の息子ではない、ということで天馬博士は去る。
それで、お茶の水博士のところにいる。

そういう誕生の秘密がある。
あの頃は、そんなことは考えなかったが、考えたらかわいそうな生い立ちだ。
生みの親から拒絶された子ども。
それがアトム。
人間よりも人間らしい心を持っているロボット。
だが、アトムが泣くところを見たことはない。

そういえば、アトムはぼくらのヒーローだったが、アトムになりたいとは思わなかった。
スーパージェッターにはなりたいと思った。
その違いは、アトムがロボットだからか…。

そう思うと、不憫なロボットだ。

手塚治虫は、子どもたちはアトムをヒーローだと思うが、アトムになりたいとは思わないということを計算して描いていたのか。
誰もがそうなのかはわからない。

でも、ぼくはアトムになりたいとは思わなかったと思う。

だから、テレビシリーズの最期は、アトムがロケットを持って、太陽に突っ込んでいくというスジだったのか…。

手塚治虫が生きていたら、聞いてみたい。




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