考えたこと2

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看護婦さんの昼ごはん
今の大きな病院は、中にコンビニがある。

昼休みになると、大賑わいになる。
もちろん、お弁当もたくさん置いてある。
松屋のどんぶりというのもあった。

昼休みはコンビニの前のワゴンで、熱々を販売している。
それを買っているのが、看護婦さんたちだ。

お昼はみんな忙しいのだろう。
病棟の看護婦さんたちに休みはあまりない。
いつもポケットに入れているPHSがナースコールに反応し、呼び出される。
そんな毎日の中での昼ごはんは、松屋のどんぶりになるのか。

病院には管理栄養士や薬剤師、看護師、医師など、健康に関わる人たちがたくさんいるが、その人たちがコンビニに来て、昼ごはんの買い物をしているのを見ていると、気の毒な気分になる。

人の健康を守る仕事をしている人が、昼休みもろくに取れず、コンビニ弁当をかきこんで仕事をする。

使命感があるからこそ、できるのだろう。

そういうぼくも、普段の昼はろくなものを食べていないが…。

健康を考えると、ちゃんとゆっくり食べるのがいい。
しかし、それが難しいひとがたくさんいるということだ。
そういう風にして、日本はやってきた。

茶髪の若い看護婦さんもたくさんいるが、みんな礼儀正しい。
普段は知らないが、仕事で礼儀正しくできるというのは、当たり前だがたいしたものだ。

文句言いのおじいさんに文句を言われても、キレたりしない。
我慢強く、じっくりと説明する。
時々、横で聞いていておかしなこともあるが、それは医師の指示が悪い。

病棟の看護婦さんの仕事は大変だが、目の前に困っている人がいるだけに、やらざるを得ないのだろう。

アメリカでは看護師の地位が日本よりも高いと聞く。

日本もそうなることを望む。


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