考えたこと2

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議論
最近のテレビは民主党の党首の選挙一色だった。
管VS小沢の一騎打ちということになって、マスコミものった。
最終的には管が勝ったが、まあ、ぼくはどちらでもあまり変わらないと思う。
一長一短だ。

聞いていると、「議論」という言葉がよく出てくるが、これは何なのだろう。
みんなでよって、話をするという意味だろうか。
それはただの話し合いだろう。
議論というのは、そのテーマについてある程度の知識を持った人、または大局的に判断できる立場の人が、話し合って建設的な意見を出し合い、結論を出すということだろう。

その意味での議論はどれだけされているのだろう。

それぞれのテーマについて、議員のみなさんはどの程度知っているのだろう。

建設的な意見が出せるのだろうか。
そして、それを大局的な立場で実行できるのだろうか。
党の方針で決まっている事項であったり、パワーパーティ(圧力団体)の意向で決まっていたり、露骨な利益誘導が行われるのではないか。

議論とは、結論をある程度予想して実施すべきだが、それが決まっているというのはおかしい。

それでも、パワーパーティの意向が尊重され、たいがいの場合は、予想通りになる。

そういう議論のことを言っているのか。

そうではなく、建前ではなく本音で話し合うことはできないのか。

今や何が建前で何が本音か、それもわからなくなっているのだろうか。

議論、議論と言っている人は増えたが、本当の議論がどれだけできているか、それが問題だ。

パワーパーティの声を聞くのではなく、自分で調べ、それが妥当かどうかの判断をすべきだ。

それが本当の議論だろう。





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