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2010.09.05 Sunday
看護婦さんの昼ごはん
今の大きな病院は、中にコンビニがある。
昼休みになると、大賑わいになる。 もちろん、お弁当もたくさん置いてある。 松屋のどんぶりというのもあった。 昼休みはコンビニの前のワゴンで、熱々を販売している。 それを買っているのが、看護婦さんたちだ。 お昼はみんな忙しいのだろう。 病棟の看護婦さんたちに休みはあまりない。 いつもポケットに入れているPHSがナースコールに反応し、呼び出される。 そんな毎日の中での昼ごはんは、松屋のどんぶりになるのか。 病院には管理栄養士や薬剤師、看護師、医師など、健康に関わる人たちがたくさんいるが、その人たちがコンビニに来て、昼ごはんの買い物をしているのを見ていると、気の毒な気分になる。 人の健康を守る仕事をしている人が、昼休みもろくに取れず、コンビニ弁当をかきこんで仕事をする。 使命感があるからこそ、できるのだろう。 そういうぼくも、普段の昼はろくなものを食べていないが…。 健康を考えると、ちゃんとゆっくり食べるのがいい。 しかし、それが難しいひとがたくさんいるということだ。 そういう風にして、日本はやってきた。 茶髪の若い看護婦さんもたくさんいるが、みんな礼儀正しい。 普段は知らないが、仕事で礼儀正しくできるというのは、当たり前だがたいしたものだ。 文句言いのおじいさんに文句を言われても、キレたりしない。 我慢強く、じっくりと説明する。 時々、横で聞いていておかしなこともあるが、それは医師の指示が悪い。 病棟の看護婦さんの仕事は大変だが、目の前に困っている人がいるだけに、やらざるを得ないのだろう。 アメリカでは看護師の地位が日本よりも高いと聞く。 日本もそうなることを望む。 |
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