考えたこと2

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フェデラー
男子のテニス界では、ナダルがトップに立った。

今まではフェデラーの天下だったが、去年あたりから体力の限界が来たのか、相手が強くなったのか、負けはじめた。
今年の全米はジョコビッチに惜敗した。

しかし、フェデラーが強い時は、負ける気がしなかった。

そんなに筋骨隆々ではないが、華麗なテニスで、回りを寄せ付けない。
シングルハンドのバックで、舞うように打つ、という感じ。
蝶のように舞い、蜂のように刺すという言葉は彼のためにあった。

どんなところから、どんな体勢で返しても、ボールは必ずコートの隅のここしかない、というところに落ちた。

それでも、フェデラーが負ける姿を見たときは、疲れたように見えた。
負けるわけがない、と思っていた人が負ける。
どんな王者でも、時は残酷だ。

フェデラーはどう思っているのだろうか。
自分のスタイルを変えようとか、思うのだろうか。
筋トレをして、まだまだ頑張ろうと思うのだろうか。

これからの彼がどうするのだろうか。

もう一度勝てるようになるのだろうか。
かつての王者は、ランキングが下がることにどこまで耐えられるだろうか。

誰も彼の心境はわからない。

強くなることは難しい。
トップに立つことも難しい。

しかし、強くあり続けることはもっと難しい。

当たり前のことだが、そう思う。


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