考えたこと2

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土曜時代劇
サンテレビの土曜時代劇という番組がある。

阪神戦のナイターがない夜8時〜9時に、幕間つなぎとしてやっているのだろう。
それで、今日は素浪人月影兵庫という懐かしい番組をやっていた。
昭和40年代の再放送ではない。
2007年にテレビ朝日で撮られたもの。

松方弘樹が月影兵庫を演じている。
昭和40年代の月影兵庫は近衛十四郎がやっていた。
知らなかったが、松方弘樹は近衛十四郎の息子。
親子二代で月影兵庫を演じる。

親父とよく似ている。
殺陣も見事だ。
しかし、このシリーズをもって、テレビ朝日の時代劇はなくなったとのこと。

時代劇がなくなったのは残念だ。
日本の西部劇。エンターテイメント。
勧善懲悪でハッピーエンド。

ぼくらの小さい頃はたくさんの時代劇があった。

前にも書いたが、江戸時代は遠い昔ではなかった。
「越後屋、そちもワルじゃのう…」

実際にそんな話がされていたかどうかは定かではない。
しかし、ぼくらは江戸時代とつながっていた。
歴史はつながっていたのだ。

遠山の金さん、暴れん坊将軍、桃太郎侍、月影兵庫、花山大吉、鬼平犯科帳、銭形平次…。
みんなヒーローだった。

残念ながら歴史は繰り返さない。
もう途切れてしまったから、復活はムリだろう。

仕方ないなあ。

| | 考えたこと | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
大人の象徴
ぼくらが子どもの時は、万年筆が大人の象徴だった。

大人は万年筆を持っているものだった。
父も母も持っていた。

今の子どもは欲しがらない。
使い方がわからないという。
別に書くものはたくさんある。
ボールペンの方が便利だ。
ゲルインキのボールペンは書きやすい。

小さい頃、母の万年筆をこっそり使った。
パーカーの万年筆。
大人の筆記具を使っているという、わくわくする気持ちがあった。
もちろん、今のように300円程度の万年筆があるはずもなく、舶来の高級品だった。

そのうち、日本製も良くなって、カートリッジに小さな玉が入っているものを出してきた。
気圧の変化に強い、ということで、めったに乗ることがない飛行機に乗ったときに、シャツのポケットにさして持っていても大丈夫、というような宣伝だった。

その頃の飛行機は、気圧の変化が大きかったのかもしれない。

万年筆はパイロット、プラチナ、セーラーなど、時々テレビで宣伝もしていた。

入学祝いといえば、万年筆という時代だった。

4月に姪の入学祝いに万年筆を買って送ったが、使い方がわからないので、置いてあるという。

もったいない…。



| | 考えたこと | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |