考えたこと2

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脳の研究
脳がおかしくなる、という事はいろいろな病気の後遺症でよくある。

脳の血管が詰まって、一部の組織が死んでしまう。
そこはCTで撮ったら白くなっている。

でも、どこが死んだら、どうなるかは難しい。
左側なら、言語障害が起こるとか、右側なら認知障害が起こるとかそういうことは症例が示している。
それ以上のことだ。
言語障害になって、それは復活するのか?

脳の機能は膨大で、どこかが壊れても、そこの代わりをする場所ができるという。
生きている間にぼくらは脳の全部の機能を使えていないともいう。
だとしたら、どこかの部位がその機能を代行することも可能だろう。

でも、左脳は主に言語を、右脳は主にイメージを司っているとすると、どちらかが全部壊れてしまったらどうなるのだろう。
右脳が壊れたら、左脳でイメージ認知をするのだろうか。
どうもよくわからない。
これから研究が進んでいくのだろう。

研究が進み、言語障害が起こっても、こういうリハビリをしたら治るとか、イメージ認知ができなくなっても、こういう訓練をしたら治るとか、そんなことがわかる日がいつか来る。
コンピューターで脳の断層を詳細に見られたり、言葉を話す時はどこが反応しているとか、泣いた時や怒った時はどうなっているか、そんなことがわかる時代だ。
脳に効くクスリもできるかもしれない。

しかし、一人一人経験が違うぼくらの脳が全て理解できるわけはないとも思う。
ニューロンやシナプスというものが個人を作っているというが、それの一つ一つまで意味づけするのは不可能だろう。
記憶のメカニズムさえわからない。
第一、何かを思い出しているとして、その時に脳のメモリーの何を使っているのか、本人もわからない。
何かのきっかけで思い出せたりする。

脳の研究が進めば進むほど、わからなくなるのではないか。

最先端の研究者は、どんな気持ちで研究しているのだろう。


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