考えたこと2

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16分休符
今日のレッスンでは、16分休符で始まるフレーズの練習をした。
ぼくは16分休符を休んで、無意識にダウンピッキングで弾いていたら、先生に「そこはアップで弾かないと…」と言われた。

言われてみれば、16ビートのカッティングを普通に弾くときは、常に1小節に16回アップダウンを繰り返して、音を出すところだけ弦を弾いて、出さないときにもピックは上下に動かすのが普通。
つまり、16分休符のところは、ピックで弦に触れず(ミュートしてもいい)、2つ目の音はアップピッキングで弾くということだ。
常に、ダウン・アップを繰り返すということを意識しないといけない。

そうすることで、小節の頭の休符を意識できる。

目からウロコとはこのことだった。

カッティングの時に、常にダウン・アップを繰り返すのは基本だとわかっていたが、単音で弾くときにもそれを意識することで、休符を意識できる。
なるほど、と理解した。

自分が教えるときには、「音を出さないところを意識することが大事」と言っているのだが、それができていない。
情けない話だ。

ついでに、幾田りらの「ロマンスの神様」という曲のギターソロのところを聞いてもらって、それを弾いてみた。
音の並びは基本的なペンタトニックという、ギター弾きなら誰でも知っているというスケール。

ただただ、そのフレーズをなぞっているので、音は出せるのだが、なぜかぼくが弾くとかっこよくない。
これはどうやったらいいんですか?と聞いた。

それはノリが足りないという指摘。
ノリというのは、やはりリズム。
このギターソロはちょっと走っている(リズムが前のめりになっている)から、単に音程だけを並べてもだめ、ということだ。

極論すれば、リズムに前のめりにノッて「踊りながら弾く」という感じという。
単に弾いている状態から、そこに行くのが難しい。

何度も聞いて、感覚をつかんで、スピード感を持って弾かないといけない。

今日はすごくためになるレッスンだった。



| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIのシティポップ
以前、音楽の未来ということで書いたが、AIが作った80年代のシティポップというYoutubeのチャンネルがすごい。

いかにも、というサックスのイントロや、エレピの音で、ボーカルの声すらなんか聞いたことがあるような気がする。
こういうのは、80年代のJ-Popを学習して作っているのだろうが、だんだん上手になっている。
なにより、ボーカルがしっかりした。

このYoutubeチャンネルは、聞き流すのにはちょうどいい。
というか、AIが作った音楽は聞いたことがあるような歌詞とメロディで、聞き流せるのだろう。

人間が作ると、心に引っかかるところが、いい方にも、悪い方にも出てきて、反応してしまうのだが、それがほとんどない。
これは不思議だ。

バブル真っ盛りのシティポップという音楽自体が、そういう雰囲気を持っていたのかもしれない。
それでも、あの頃の曲にも好き嫌いはあった。

いかにも杏里風の曲だったりするが、やはり違う感触だ。
心に引っかかりがないから、聞き流せる。

だいたBGMをかけて何かするときには、インストものを選ぶ。
普通はボーカルがあると、歌詞の意味を追いかけたりしてしまうからだ。

逆に、なぜAIが作ったシティポップは聞き流せるのか、不思議だ。

これを解決したら、もう一段上にいけるかもしれない。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |