考えたこと2

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ユーモアは武器
多くの日本人にはユーモアの感覚がないと思う。
それは民族的なものかもしれない。
「ユーモアのセンス」などと言ったりするが、そういう「センス」が必要なものだと思う。
どちらかというと、物心ついたときには勝負が決まっている、という類のものだ。

でも、スタンフォード大学のビジネススクールの2人の講師は、トレーニングで強化できるという。
そう思って、我が身を振り返ってみたら、落研で過ごした4年間で、ぼくもちょっとは面白いことが言えるようになったと気づいた。
なるほど、トレーニングできると言われれば、そうかもしれない。

フランスのエスプリ、イギリスのユーモアというが、ぼくの少ない海外経験では、やっぱりイギリス人は面白かった。
一緒に飲みに行って、延々と話すのだが、それが面白い。
自虐的な笑いだった。

エスプリはちょっと辛口の批判的な言葉だという。
そういうのは日本人は苦手だ。
やっぱりユーモアの方がどちらかといえば向いているのだろう。

吉田茂はユーモアに富んでいたという。
マッカーサーに戦後すぐの物資不足のときに、この冬を乗り切るためには大量の援助が必要だ、と言ったが、アメリカは全部は準備できなかった。
それでも、物資は足りたという。

マッカーサーは「お前の言った数より少なかったが、足りたではないか」と言ったら、吉田は「日本の統計がそんなに正確だったら戦争には負けてなかった」と返して大笑いになったという。
嘘か本当か知らないが、そういう話を聞いたことがある。

ユーモア、というか笑いはストレスも軽減するし、モチベーションも上がるという働きがあると思う。

ずっと黙って仕事している職場は生産性が低い。

ぼくはずっと笑いの耐えない職場で過ごしてきた。
管理職になってからは、特にそうだった。

それは間違ってなかったと思う。

だからこそ、アップルやグーグルはユーモアを大切にしているのだろう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |