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2022.10.14 Friday
役所の利権
最近、泉明石市長をツイッターでフォローしていた。
こないだ、暴言を吐いて、政治家引退という発表をしていたが、その前のツイートで市役所の「利権政治」について書いていた。 「『利権』としては、公共事業の口利きによるバックマージン、市営住宅入居や保育所入所への口利きによる謝礼などが典型例で、明石市も例外ではなかったが(実際の事例をいくつも知っている)、私が市長になって全部やめさせた。反発は凄かったが、今も不正は認めていないし、今後もそのつもりはない。」 「『子育て支援を頑張ってる市長を引きずり落とそうと必死なんですね』とのことですが、そのとおりの状況です。利権業者や周辺の議員らにとっては、利権から子育て支援に予算シフトしたことは許せないことのようです。ここで屈すると利権政治に舞い戻ってしまうので、皆さん、応援よろしくお願いします。」 「『泉市長も敵が多いですね』とのことですが、大丈夫、「市民」は最初からずっと味方です。11年前の市長選初出馬の際、自民党も民主党も敵に回し、業界団体も市役所も敵に回し、「市民」だけを唯一の頼りに勝ち切った(69票差の僅差)。あれから何も変わっていない。私には「市民」という味方がいます。」 「市長をしていると、いわゆる“利権業者”が手を変え品を変えて近づいてくる。市会議員から「知り合いの業者に会ってほしい」などと頼まれたりもするが、すべてお断りしてきたし、今後も応じるつもりはない。入札予定価格を聞かれたこともある。『利権政治』って、いつになったら終わるのだろう・・・」 「明石市でも昔は『口利き』が横行していた。「市会議員にいくら包んだらいいのか」とか「バックマージンの相場を知りたい」などと、友人・知人・親戚などから尋ねられたりもしていた。実際に現金を渡したケースも知っている。私が市長になり、不正は一切許さないことにした。市民からは反発はない・・」 泉市長は、一度市の職員に暴言を吐いて辞任したが、もう一度やり直し選挙で市民から指示を得て返り咲いた。 いろんな人がいろんなことを言っているが、こういう人が今必要なのではないかと思う。 ツイートの中で「利権業者や周辺の議員らにとっては、利権から子育て支援に予算シフトしたことは許せないことのようです」と書いているが、どれくらい真実なんだろうか。 実際、若い人たちの転入も増えて、市民の評判もいい。 「自民党も民主党も敵に回し、業界団体も市役所も敵に回し、「市民」だけを唯一の頼り」というのは、本当の事だろう。 どうして、これだけ評判がいい市長と、市議会が敵対するのだろうか。 今回、残念ながら暴言で引退するということだが、本当に残念だ。 他の自治体が手本としてやれることはやったらいいと思う。 同じくらいの規模の市が、お手本にしないのはなぜなんだろう。 手本にできない理由があるのだろうか。 その理由が市議会との癒着なら、もう終わっている、ということだが…。 |
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