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2020.06.25 Thursday
小型風力発電
大掛かりな風力発電ではなく、小型の発電機も開発されている。
秒速1メートルの微風で回転して、秒速2メートルになると電気を発電できる。 マイクロ風車というカテゴリーで、軽くて丈夫な羽を使っている。 360度どこからの風でも発電可能だという。 風力発電にはつきものの音の問題もクリアしている。 音の問題もないので、街中に設置して、停電時の電源インフラとしての使い方もできるという。 こういうのを再生可能エネルギーとして、太陽電池と共に家庭でも使えばいいと思う。 太陽エネルギーは日が照らないと発電しないが、風力エネルギーは夜でも風さえ吹けば使えるという利点がある。 ぼくはメガソーラーというような大規模な再生可能エネルギーの使い方よりも、自給自足の考え方が好きだ。 大規模発電はどちらかというとベースの部分を支えるということで、再エネは向いていないからだ。 以前マイクロ水車について書いたことがあるが、同じような発想だ。 ベースロードを担えない発電は小規模でいいし、それなら再エネが向いている。 太陽光パネルのコストが下がって、再エネでも大規模な電力を供給できるというものの、昼間しか発電できない、というのは致命的だ。 夏はともかく、夜に電気がいるのだからなあ。 大量の電気を貯める技術ができないと、再エネだけでは苦しいのは明らか。 それには、まだまだ時間がかかるだろう。 クリーンコール(石炭)や原子力が当分はベースロードを支えるのがいいんだろう。 オランダみたいに、風車の国なら、風量発電でなんとかなるだろうが、風が吹かないと何ともならない。 小型風力発電は望みがあると思うのだが…。 |
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