考えたこと2

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小惑星の衝突回避
恐竜が絶滅したのは小惑星の衝突による気候変動が原因だ。
もしも小惑星が衝突しなければ、今も哺乳類は恐竜の餌になっていたかもしれない。
そのおかげで、今の人類は繁栄を享受している。

今から6600万年前、小惑星が衝突したときには、マグニチュード10.1の地震が起こり、最大305メートルの津波が襲ったという。
衝突地点(メキシコ湾)の1000キロ以内の生物は、熱によって即死だった。
その後数ヶ月は降り注ぐ灰で光合成ができず、植物が枯れ、食物連鎖の元が絶たれ、生物の80%が死んだらしい。
現在ユカタン半島の沖で調査をしている研究チームの推定だ。

そんな恐ろしい小惑星の大きさがどれくらいだったかというと、直径10キロだったという。

ついこないだの4月29日、直径2キロの小惑星が地球から630万kmのところをかすめていった。
これでも、衝突すればかなりの被害だろう。
人類が絶滅するかどうかはわからないが…。

観測技術も上がり、一つの大陸に壊滅的なダメージを与える程度の大きさの小惑星も、平均すると年に1,2個は通過している。
広い宇宙で、そういうものがぶつかる確率はかなり低いのだろうが、当たるときは当たる。
現在、NASAが考えているのは、そういうぶつかりそうな小惑星に、十分遠いところにあるうちに宇宙船を衝突させて、軌道を変えるという作戦。
2021年に宇宙船を打ち上げる計画らしい。

本気でそういうことに取り組むのは、人類初ではないか。
太陽系には無数の小惑星があって、潜在的に危険な惑星は2000個くらいあるらしい。

どれが当たるか、わからない。
当たりそうになったら、宇宙船をぶつけられるように、練習するというミッション。

十分に練習を積んで、本番に備えてほしいと願う。

しかし、その予算はアメリカの国費で出すんだろうから、トランプ大統領は許可するのだろうか…。


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