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2020.06.18 Thursday
感染、感染、感染…
朝7時のニュースを見ると、たいがいコロナの感染者数の話題が出る。
マスコミはそればかり報道しているが、感染者が増えることはそんなに悪いことなんだろうか。 もう今や、抗体検査で抗体を持っている人が非常に少ないこと、それでもコロナによる死者が欧米に比べて2桁少ないことなどが明らかになっている。 また、感染者の大半が軽症で、要は普通の風邪のようなものであること、そういう人たちを「感染症2類」ということで入院させなければ、ベッドは空いていることなどもわかっている。 いい加減に「感染者数」だけにこだわるのはやめたほうがいい。 何人感染したのか、そのうちの何人が軽症なのか、重篤な症状の人がいるのか、などの情報も一緒に報道しないと、ミスリードになる。 今の日本では、感染することは悪いことではない。 感染症というくらいだから、感染が広がらないと収まらない。 また感染したから危ない、というわけでもない。 大阪の会議は緊急事態宣言など意味がなかったと言っているくらいだ。 それはそうだろう。 イタリアのように都市をロックアウトして、法的に行動制限をかけたところに比べると、日本の自粛はユルユルだ。 スマホの位置データーでみても、そうなっている。 それでも、重篤者、死者は欧米と2桁違うのだ。 いい加減に、そういう事実をまともに報道すべきだと思う。 感染者が少ないから、第二波が心配だという人もいる。 しかし、行動制限を厳しくして感染してないわけではなく、ユルユルでも感染していないということは、日本(アジア)人は感染しにくい、ということではないのか。 なぜ、そういうふうに考えないのか、まったくもって不思議だ。 日本人は清潔好きだから、などとよく言えたものだ。 みんなバカみたいにマスクしているが、そんなものはほとんど関係ない。 やらないより、やったほうがいい、ということは定性的には言えるが、定量的には過去の事例からはほとんど出てこないのだ。 結果的に、日本のコロナは感染症としては、インフルエンザ以下のものだ。 昨シーズンはインフルエンザで3000人死んでいるのだ。 その1/3の規模でしかない。 道理を言えば、インフルエンザでやらないことは、コロナではもっとやる必要がない。 マスクも、手洗いも、消毒も、フェイスシールドも、アクリル板もみんな必要ないのだ。 千歩譲って、それが必要なら、どうして昨シーズンのインフルエンザでそうしなかったのか。 インフルエンザは薬も、ワクチンもあって、それでも3000人死んでいるのだから。 人間は未知のものを恐れる。 それは本能だから仕方がないが、一方で理性というものもある。 今回の件で、医者がいかに理性的でないか、よくわかった。 いまだに、そういう声がでないのは情けない。 もういい加減に理性的に考えてはどうかと思う。 バカバカしくて、付き合ってられないぞ。 |
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