考えたこと2

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iRealpro
仕事で使っているiPad(私物)にiRealproという音楽のアプリを入れた。
いくらかお金はいるのだが、入れるとポップスが400曲、ジャズが1350曲、伴奏をダウンロードできる。

その上、自分でコードとリズムパターンを指定して、伴奏を作ることもできる。
テンポもキーも自由自在だ。
これはたしかに便利。

老骨に鞭打って、コードを「度数」で考えるということに慣れようとしている。
ドを1とすると、ミはメジャー3度、ソは5度、シはメジャー7度という度数。
1、M3、5、M7とかいう表記になる。
これでそれぞれのコードの音を表す。

4声のコードの種類は主に4つあって、Maj7、m7、7、m7d5。
Cがルートなら、CMaj7、Cm7、C7、Cm7b5。
構成音はそれぞれ、ドミソシ、ドミbソシb、ドミソシb、ドミbソbシbとなる。

度数で半音も含めた12個の音(ド、レb、レ、ミb、ミ、ファ、ソb、ソ、ラb、ラ、シb、シ)を表すと、1、b9、9、b3(#9)、3、11、b5、5、b13、13、b7、7となる。
基本となる4声の和音が1、3、5、7となって、その間の音は7の上に積む形になるから、9、11、13という、元の数に7を足した数になる。
このへんがややこしい。
つまり、2が9、4が11、6が13になるということだ。

また、ドからシまでの7つの音に、それぞれの調の音符を積んでいってできる7つの和音のことをダイアトニックコードという。
キーがCなら、それぞれのコードはCMaj7、Dm7、Em7、FMaj7、G7、Am7、Bm7b5となる。
ややこしいが、これが基礎になる。

ここで、CやDというような音名ではなく、数字で表せば一般化できる。
1メジャーセブン、2マイナーセブン、3マイナーセブン…という具合。
こういうふうに考えて、曲のコード進行の分析をする。

ギターという楽器は、半音ずつずらしても指使いは変わらないから、数字で考えると便利。
調が変わると、大幅に変わる管楽器などと違って、やりやすい。

以前書いたが、1-6-2-5という進行はポップスやジャズでよく使われる。
キーがCなら、CMaj7-Am7(A7)-Dm7-G7ということになる。
この進行に1625という名前をつけて、iRealpro入れておくと、いつでもこの進行で練習ができる。

2-5-1という進行もある。
通称「ツー・ファイブ・ワン」という進行で、本当によく出てくる。
こういうのを流しながら、フレーズの練習をする。

仕事で使うはずのiPadだったが、最近はもっぱらギターの練習用になった。

これはオススメだ。




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