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2020.04.25 Saturday
iRealpro
仕事で使っているiPad(私物)にiRealproという音楽のアプリを入れた。
いくらかお金はいるのだが、入れるとポップスが400曲、ジャズが1350曲、伴奏をダウンロードできる。 その上、自分でコードとリズムパターンを指定して、伴奏を作ることもできる。 テンポもキーも自由自在だ。 これはたしかに便利。 老骨に鞭打って、コードを「度数」で考えるということに慣れようとしている。 ドを1とすると、ミはメジャー3度、ソは5度、シはメジャー7度という度数。 1、M3、5、M7とかいう表記になる。 これでそれぞれのコードの音を表す。 4声のコードの種類は主に4つあって、Maj7、m7、7、m7d5。 Cがルートなら、CMaj7、Cm7、C7、Cm7b5。 構成音はそれぞれ、ドミソシ、ドミbソシb、ドミソシb、ドミbソbシbとなる。 度数で半音も含めた12個の音(ド、レb、レ、ミb、ミ、ファ、ソb、ソ、ラb、ラ、シb、シ)を表すと、1、b9、9、b3(#9)、3、11、b5、5、b13、13、b7、7となる。 基本となる4声の和音が1、3、5、7となって、その間の音は7の上に積む形になるから、9、11、13という、元の数に7を足した数になる。 このへんがややこしい。 つまり、2が9、4が11、6が13になるということだ。 また、ドからシまでの7つの音に、それぞれの調の音符を積んでいってできる7つの和音のことをダイアトニックコードという。 キーがCなら、それぞれのコードはCMaj7、Dm7、Em7、FMaj7、G7、Am7、Bm7b5となる。 ややこしいが、これが基礎になる。 ここで、CやDというような音名ではなく、数字で表せば一般化できる。 1メジャーセブン、2マイナーセブン、3マイナーセブン…という具合。 こういうふうに考えて、曲のコード進行の分析をする。 ギターという楽器は、半音ずつずらしても指使いは変わらないから、数字で考えると便利。 調が変わると、大幅に変わる管楽器などと違って、やりやすい。 以前書いたが、1-6-2-5という進行はポップスやジャズでよく使われる。 キーがCなら、CMaj7-Am7(A7)-Dm7-G7ということになる。 この進行に1625という名前をつけて、iRealpro入れておくと、いつでもこの進行で練習ができる。 2-5-1という進行もある。 通称「ツー・ファイブ・ワン」という進行で、本当によく出てくる。 こういうのを流しながら、フレーズの練習をする。 仕事で使うはずのiPadだったが、最近はもっぱらギターの練習用になった。 これはオススメだ。 |
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