考えたこと2

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不登校小学生ユーチューバー
不登校ユーチューバーというのが話題になっているらしい。
東洋経済に記事が出ていた。
それも小学生だ。現在10歳。小学校の4年生。

「少年革命家ゆぼたん」という。
小学校3年の時に、宿題を強制する学校に疑問を抱いて、不登校になったとのこと。
記事によると、

「ゆぽたんさんは動画内で、「学校に行くな」「ロボットになるな」という過激な発言を繰り返している。それに対して、不登校の理由がいじめなどではなく「宿題がやりたくなかった」という理由であること、それにもかかわらず「不登校の子に勇気を与える」と発言していることなどから、批判コメントが殺到している。」

とのこと。

ユーチューバーは誰でもなれるから、小学生でもなれてしまう。
何年か前に大阪の小学生のアンケートで、男子の「将来なりたい職業」の2位にユーチューバーが入ったと話題になったこともあった。
今回の記事に出ている調査結果では、小学校4年〜6年の男子では1位とのこと。

昔なら、「少年革命家ゆぼたん」は親から怒られておしまい、ということだったのだろう。
「宿題はせなあかん」という価値が世間で共有されていた。

まあ、よほど学校にも問題があるのかもしれない。

HIKAKINというユーチューバーが小学生に人気があるらしい。
Wikipediaで見ると、彼は普通に苦労してユーチューバーになった、という経歴。
今は海外でも活躍しているという。

記事によると、彼が今の小学生のロールモデルになっているらしい。
YoutubeでHikakinTVを見てみたが、菓子パンのベスト5を決めるというような番組?をやっていた。
こういう番組が小学生に人気があるのか。
テレビやCMにも出て、年収は数億を超えるらしい。
売れっ子のウラには苦労もある。

「HIKAKIN氏は、2018年に放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、7分の動画編集に6時間かけていることを明らかにした。「お手軽に好きなことだけをして稼いでいる」ように見えるが、その裏には企画力、トーク力、撮影技術、編集力のすべてが必要とされているのだ。スマホで撮影し、編集もせず投稿しているだけの動画では、チャンネル登録者も獲得できず再生数も伸びないのは想像に難くない。」

なんでも一流になるのは大変だ。

「少年革命家ゆぼたん」が将来どうなるかはわからない。
しかし、人類は文化を作って、それを継承するために教育がある。
不具合があるとはいえ、それを拒否して生きていくことは、大きなリスクになる。
親がその代わりをしているのならいいのだが…。

途上国で、生きるためにゴミ集めなどをしている小学生もいる。
学校にもいけない子どもたちもいるのだ。

人間はどうなっていくのだろう。



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