考えたこと2

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幸せの形
古内東子については1回書いた。
99年くらいにこの人の存在を知って、アルバムを買った。
98年に出したベスト盤。
ホームページを見ると、デビューは93年だったらしい。

このベスト盤は長い間愛聴盤だった。
当時は仕事が一番忙しい時期で、何だかわからない間に毎日が過ぎていた。
今となっては懐かしい。

今日探してCDを見つけて、早速ウォークマンに入れた。

ディスコグラフィーを見ると、この頃はまだまだシングルCDを出していた時期。
まだミュージシャンがCDの売上で食えた時代。
音楽がまだカリスマ性を持っていた。

古内東子はとにかく恋愛路線。
デビューから恋の歌ばかり。
最近は知らないが、それを売りにしていたと思う。

このベスト盤の中では、「幸せの形」を一番よく聞いた。
シングルカットをされた曲もよかったのだが、なぜかこの曲が最終的にベストだ。
この曲はあまり古内東子らしくない曲。
だいたい、この頃の曲はちょっと重たい感じが多かったのだが、珍しくこの曲は軽く明るい。
だから、よかったのだろうか…。

しかし、今日もう一度歌詞を見てみると、そんなに軽くない。
でも、他の曲と比べると軽かったからなのか…。
シンセサイザーのストリングスが心地よい曲だ。

「出逢いはつくるものだと人は言うけど
気づいたら始まってる それが恋でしょ」

こんな出だし。
最後の歌詞の後、長いエンディングが続く。
ここでは、アコースティックギターがソロをとる。

心なしか、他の曲より声が明るいような気がする。

この人、アルバムのバックコーラスは全部自分でやっている。
あまり取り沙汰されないが、これがとてもうまい。
古内東子は吉田美奈子と並んでこの分野のスペシャリストだと思う。

このアルバムは買っておいて、ほんとによかった…。




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