考えたこと2

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城 南海
城 南海は「きづきみなみ」と読む。
奄美大島出身の歌手。
Wikipediaによると、1989年生まれの30歳。平成元年生まれだ。

BSで池波正太郎の時代劇の再放送をやっているが、そのエンディングでこの人の歌が流れる。
「サヨナラよりも伝えたかったこと」という歌。
この歌が、いい意味で昭和っぽくて好きだ。

この人はテレビのカラオケバトルの番組で連続で1位になったらしく、歌唱力は定評がある。
視聴者から、昔の歌をこの声でぜひ聞かせてほしい、という要望もあって、カバーアルバムを出している。
いくつか聞いたが、昭和の歌は「さらば恋人」「12月の雨」「少年時代」など。

当時の歌は、言葉数がそんなに多くなくて、彼女の歌い方に合っていると思う。
中高年向けのマーケティングなのかもしれないが…。
去年の大河ドラマ、西郷どんの劇中歌も歌ったらしい。

奄美大島出身だけあって、独特のコブシがある。
現在は鹿児島在住で、シマ唄を歌っている時にスカウトされたとのこと。
低い音から高い音に飛ぶ時に、上手に声を裏返らせる。
これが心地よい。

彼女の歌はほとんどプライムミュージックでストリーミングで聞ける。
自分のアルバムと、カバーアルバムがある。
やっぱり昔のカバーが目に留まる。

番組の方は、池波正太郎の短編の時代小説を1話ずつ見せるというもの。
池波作品に出てくる女性は、やっぱり昭和の女性という感じ。
時代劇でも、そんな感じだ。

そのエンディングで「サヨナラよりも伝えたかったこと」が流れる。

最後の部分の歌詞はこれだ。

春の桜も 夏の花火も
秋の日和も 冬の落ち葉も
あなたと見れて 幸せでした
大切な日々を 忘れない
私を愛してくれて ありがとう

作詞は小倉しんこうという人。調べたら1980年生まれだった。
もっと年を食っているのかと思ったが…。
ら抜き言葉がちょっと平成っぽいが、なかなか情感のある歌詞。
テレサ・テンが歌ったらいいかも、と思う。

でも、完全に昭和ではない。
コード進行など流行りのものが入っている。
ちょっとモダンな昭和という感じだ。

というわけで、このところヘビー・ローテーションの曲だ。



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