考えたこと2

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ダークウェブ
健全なWebの影に隠れて、専用ソフトを使ってネットにアクセスするダークウェブというのがある。
これがサイバー犯罪に使われる。
サイバー攻撃も、ここから行われるらしい。

活動の多くは薬物、ポルノ、銃の売買など。
その他に、ウィルスの一種であるマルウェアの売買も行われるとのこと。
ただ、信頼できる人の紹介が必要になる。
信頼できるといっても普通とは逆で、「犯罪歴」を証明させるなどのことだ。

中でも、ロシア語の閉鎖的なフォーラムは難しいらしい。
ロシア人でもわからないような、犯罪者のスラングがある。
たとえば、ロシア語の「ポテト」は「盗み出したクレジットカード」の意味らしい。
そういうもので守られているから、なかなか入り込めない。
そのために、セキュリティの研究をやる人は、ロシア人を雇っているとのこと。

いったん会員になれば、いろんなものがオープン市場になっていて、比較的簡単に違法薬物などを購入できるという。
なんだか、すごい仕組みだ。
オープンで誰にでも平等に使えるインターネットが、それを使って闇取引に利用される。

その気になれば、フリーソフトを使ってダークウェブに入ることはできるだろうが、とてもやる気にはならない。
日本のヤクザも使っているのだろうか。
警視庁のサイバー犯罪課では、モニターしているんだろうと思うが…。
ヤクザにロシア語が使えるのだろうか。

通信の秘密を守るための技術が、闇取引を安全に行うための技術にもなる。
逃げる側と追いかける側は、いたちごっこなのだろう。
ネットワークを管理している側は、全ての秘密を見ることができるだろうが、これも法治国家では難しい。
もし見たとしても、それをおおっぴらにはできない。

この分野は日本は弱いと思う。
海外ではだいたいハッカーと呼ばれる人たちを捕まえて、改心した人を高給で雇ってホワイトハッカーにしたりしている。
でも、日本人はあまりそういう悪さをしないのではないか。

だからといって、ハッカーを推奨するわけにもいかないし…。

もしサイバー戦争になったら、どうするのだろう。



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