考えたこと2

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大学改革はどうでもいい
文科省が大学改革の基本方針をまとめた。
方針は以下の4つの柱からなっている。

・高等教育へのアクセス確保
・大学教育の質保証・向上
・研究力向上
・教育研究基盤・ガバナンス強化


この内容は、新たに教育無償化の流れができて、最初の高等教育へのアクセス確保という項目が増えただけで、残りはずっと言ってきたこと。
今さらの感はあるが、これはこれでやってくれたらいいと思う。
でも、極論すれば大学改革はどうでもいいのだ。

改革すべきは初等・中等教育だ。
きっと初等、中等教育も改革しようと思っているはずなのだが、それがなかなかニュースにならない。
それは、初等・中等教育は文科省の天下りの対象にあまりならないことと、逆に主になってやるのが文科省そのものだからだ。
高等教育は所詮学校法人の仕事。
それを許認可権で監督すればいいだけだ。
大学が困れば、文科省の天下りも受け入れてくれやすい。

教育なんて、結局は積み上げであり、ピラミッド型にしか積み上がらない。
つまり、基礎がなければ、いくら上で頑張っても小さいものしかできないのだ。

ここで基礎にあたるのは、まさに小中学校の義務教育。
ここをしっかりする必要がある。

小学校ではやれ英語だ、やれプログラミングだと目先を変えることばかりやっているが、肝心の教員の資質とか教育課程の内容などちゃんと考えていない。
教員養成課程の変更など、どうなっているのか。

中学校でもイジメ、部活の問題などの影に隠れているが、英語教師の能力や、大学まで持ち越される数学の崩壊など、本当に課題は多いと思う。
こんな状態で、どうやって世界に伍してくのだろう。

大学改革などどうでもいいから、そっちをやってほしい。
その方が、投資効果が圧倒的に効果が大きいのだから。



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