考えたこと2

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アストロズ
大リーグでは野球のデーター化がどんどん進んでいる。
球団によって違うが、データー化を進めて今年のワールドシリーズで勝ったのがアストロズ。
球場のあらゆるところにカメラがある。
バッティング練習をするときには、グリップエンドにセンサーをつけて、バットの軌道を調べる。
球団では物理学者や数学者も雇って、データーを解析している。
まさに、データー野球だ。

大リーグではデーター化が進み、打者によって守備のシフトを変える。
それがどんどん進んで、ヒットの確率が減った。
ボールを打って転がしても取られる確率が増えたから、それなら頭の上を超そう、ということだ。

それでフライボール革命というのが始まった。
どうやったら、野手の頭の上を超えていくか。
そのためには、飛距離が出る打ち方をしないといけない。
それもデーターで出ている。
ボールの7時の位置を叩くことを意識してバッティングをする。
それで飛距離が伸びたとのこと。

守備もデーターで変わる。
アウトごとに打球の滞空時間と野手の移動距離から捕球確率を出して、本当のファインプレーを評価する。
「本当の」というのは、楽に取れるはずの打球を、スタートが遅れてとりにいってもファインプレーに見えるからだ。
それを正確に評価し、真のファインプレーで選手評価をする。
もちろん年俸にもつながる。

それらを実現するのが、スタッドキャストというシステム。
野球場で起こることをすべてデーターにする。
こういうのが、ビッグデーターの活用。

アメリカは進んでいる。
野球というようなエンターテイメントでさえこれだ。

日本でもプロ野球機構が音頭をとってやればいいと思う。

でも、高野連など見ていると、野球をやっている人たちの頭が古いから、難しいと思う。
未だに、根性とか言っているんだろうか…。
この差は、野茂に始まって、イチローや松井などの日本のいい選手が大リーグに出ていく土壌の一つになっていると思う。

これを取り入れた球団は強くなるはず。

そうでないと、もっと大リーグとの差は大きくなってしまうぞ。


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