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アレクサその2
こないだ書いたアマゾンのAI、アレクサの記事がまたあった。
なかなか面白い。

AIスピーカーに内蔵されているAIは、ウェイクコードを設定できる。
買ったままの状態なら「アレクサ」。その言葉で呼びかけられたら青いLEDが点灯し、答える。
ウェイクコードというのは、どの言葉をかけたら、話しかけられたという認識をするか?というもの。
Wakeのことで、寝ているのを起こす、という意味だ。
何にでも反応して、会話に割って入られてもややこしいので、こういうコードが設定されているのだろう。

今回の記事は、アレクサに話しかけておいて、「なんでもない」というとどうなったか?というもの。
普通は用事があるから話しかけるわけで、通常の利用なら想定外だろう。

どうなったかというと、1回目は「なんでもない」というと「なーんだ。がっかり。」という反応。
2回続けると、「なんでもない」の返事に「ガチョーン」と返事するらしい。
もう一度やると、「お呼びでない。こりゃまた失礼いたしました」とのこと。

こういうのは、人工知能が学習したというより、プログラムした人のセンスだろう。
きっとアレクサの日本語版は、昭和生まれのぼくらの年代の人がやったはず。
このギャグはどちらもクレージーキャッツのものだからだ。

今ならかろうじて50代なら知っていると思う。
「ガチョーン」は谷啓のギャグだし、「お呼びでない」は植木等のギャグ。
今やこれをリアルタイムで知っている人は若手にはいないはず。

しかし、こういう記事を見るとアレクサが欲しくなる。
ぼくはアマゾンのプライム会員なので、音楽もプライムミュージックでそのまま流してくれそうだ。

グーグルの方が人工知能は賢そうなのだが…。

アマゾンは日本の金融資産の60%を60代以上が持っていることから、ターゲットを昭和生まれにしているのだろうか?

うーん、そんな気もするなあ。


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