考えたこと2

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自転車も電子化
シマノという会社がある。
釣具を作っていたが、自転車のブレーキと変速機を手がけ、今や世界レベルの自転車部品メーカーになった。

そのシマノは、自動車でやっている、ドライブ・バイ・ワイヤーという仕組みを取り入れている。
ワイヤーというのは、電気信号を伝える線のことだ。
具体的には今まで機械的にやっていたギアチェンジを、電気信号でやるということだ。

つまり、ハンドルのスイッチを入れると、ギアのところのモーターに信号が伝わり、ギアを切り替えるということになる。

えらいものだ。
そんな時代が来るとは思わなかった。

ギアチェンジをするためには結構な力がいる。
そして、正確に切り替えるためには、動きすぎてはいけない。
それらを可能にする小さなモーターが必要だし、それを動かすためのバッテリーも必要になる。
ギアチェンジには結構な力がいるから、力も必要だし、制御もちゃんとしないといけないから、サーボモーターが使われる。
日本はアナログも強いから、こういうものは作りやすい。
国内で部品が揃うからだ。

こういうところで、日本製の強みが発揮できる。
デジタル100%のものは、アメリカに負けるが、モーターのようなアナログを組み合わせものは、まだまだ日本製は強い。

信頼性の高いリチウムイオン電池もある。
容量が大きく、長持ちし、パワーがある。

さらに、ハンドルのところにつける、アナログスイッチも強いと思う。
耐久性があり、いろんな形に対応できる。

こういう高付加価値のアナログ部品を使ったものは、日本製の強みがある。

シマノは世界の自転車の部品メーカーだ。

自転車のドライブ・バイ・ワイヤーを進めていってほしい。



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