考えたこと2

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情報強者の落とし穴
今やWeb上にないような情報は少ない。
日常的なあらゆる問題に関する答えがあると言ってもいいと思う。

たとえば、メガバンクに就職したければ、「メガバンク 就職」と入れて検索すると、内定者のインタビューやメガバンク3行の違いなど、解説したサイトが一瞬で現れる。
パソコンに習熟し、検索の手法に慣れると、簡単に情報強者になることができる。

検索の手法というのは、たとえば今のメガバンクのケースだと、検索して出てきた上位の10ページほどをざっと見て、内容を大ざっぱにつかみ、そのうえでわからない内容や言葉をさらに検索していくという方法だ。

この時、自分が何がわからないのか、そして、それが重要なのか、という最低限の理解力は必要だ。
そして、どこまでわからないといけないのか、という自分に対する理解力も必要だろう。

例えば検索して、メガバンク3行の違いはわかっても、「リテール」とか「外国為替」というような言葉の意味があいまいではわかったことにならない。
そこから派生して、どのレベルまでわかったら目的を達するのか、それを知らなければ本当に分かったことにはならない。

さらに、Webの記事の真偽を見極めることも必要だろう。
Webの記事の質の問題だ。
Web記事の特徴として、だれが書いているのかが明確でない記事が多い。
だからこそ、グーグルの検索は素晴らしいのだろう。
信頼性が高いページはほかのページからのリンクが多く、訪れる人の数も多いという情報で、ランクをつけている。
そのおかげで、グーグルで検索すると、まともなページが出てくるのだ。

それでも、いい加減な記述がないとも限らない。

そこを判断できる程度の知識は必要だ。
あるいは、複数のページをみて、それが判断できるだけの知識でもいい。

他愛もないことを調べたり、今のニュースになっているようなことを調べたりするのなら、別にかまわない。

でも、本当の情報強者になるには、そんな知識が必要だと思う。

調べたらすぐわかるからといって、それだけでいいとは思わない。

だから、オフラインの知識は大事なのだ。



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