考えたこと2

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ソーシャル・ロボットの時代
何度かこのブログでもMITの開発したロボット、JIBOのことを書いたが、いくつかの会社で本格的にそういうロボットが開発されているらしい。

ニューズウィークに記事が出ている。

ソーシャルロボットとは、産業用の働くロボットとではなく、人間と会話するためのロボットという定義。
記事の中では、シリコンバレーでホットな話題になりつつあるとのこと。
それはそうだろう。
なかなかスマートフォンに話しかけることは出来ないが、ソーシャルロボットなら話ができる。
そればかりではなく、「スケジュールをリマインドしたり、家の中を監視したり、電話のメッセージを読み上げたり、写真を撮ったり、レシピをサジェストしたり......。これまで複数のデバイスに任せていたタスクを、1台のソーシャルロボットがすべてこなすことが、消費者にとっての大きな魅力になるとしている。」とのこと。

一人ひとりが秘書を持つようなものだ。
家中のいろんなものが、このソーシャルロボットとつながることによって、自動化される。
エアコンの温度を調整してくれたり、お風呂を入れてくれたり、テレビの録画をしてくれたり、電気を消してくれたり、留守番をしてくれたりする。
ソーシャルロボットを中心に、ホームオートメーションが可能になる。
そういうハブとして、ソーシャルロボットが使われる。
だから、シリコンバレーでホットな話題になっているんだろう。

この12月にはJIBOが販売されるはず。
JIBOは顔がカメラになっていて、写真を撮ってくれたりする。
日本語版を出してくれないかなあ。

日本人はアトムの文化があって、ぼくらの世代は人型ロボットに全く違和感がない。
キリスト教の西洋人だと、ちょっと恐いらしい。
だから、向こうのロボットはあまり人間らしくないのか。
でも、JIBOみたいな顔でも十分だ。
動けなくてもいいと思う。

インターネットに常時接続しておけば、「月までの距離は何キロ?」といきなり聞いても、答えられるだろう。
知識はいきなり世界でも有数のものになる。
そういうロボットと知的な会話ができたら、ボケ予防にもなるだろう。

高齢者向けの話し相手や、英会話の練習用としても役立つ。

これは大きな市場になると思う。

ソニーあたりが本気でやったらいいのだが…。

この分野はこれから伸びるぞ。


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