考えたこと2

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Ubuntu I am; because of you
"ubuntu" は「他人がいるから自分がある」という意味。
"I am; because of you"という英訳である。
「思いやりの精神」を表す南アフリカの言葉。

ネルソン・マンデラがこの言葉を大事にした。
アパルトヘイトを撲滅した、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラだ。

知っている人は知っているのだが、このubuntu(ウブントゥ)というのはLinuxオープンソースのオペレーションズ・システムの名前でもある。
何度かubuntuについてもブログに書いた。
アフリカ生まれのこの言葉が、オープンに助け合っていいものを作る、というプロジェクトによく合っていると思う。

南アフリカにはubuntuの精神があるという。
誰かのために、自分はある、という精神。
それをネルソン・マンデラは実現し、黒人と白人が融和できるような社会を作った。

しかし、一方で部族間の争いが絶えないのもアフリカだ。
スーダンやルワンダの虐殺もあった。

原因は宗教や経済格差などが言われている。
アフリカには資源があり、古くは欧米、新しくは日本、そして中国などが進出している。
それらの国々は日本も含めて「援助」という名前で、ある意味利権をもらっている。
それが部族間の対立を作るような格差を生み出したりしているらしい。
何が本当か、わからないのもアフリカの特徴だろう。

一方で、21世紀はアフリカの世紀だともいう人がいる。
21世紀後半まで増え続ける人口が、アフリカを成長させるという。

やっぱり、何が本当かわからない。

ubuntuの精神が本当なのか、そうでないのか、両面あるのだろう。

世界は難しい…。



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