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2014.11.29 Saturday
ヴィーガン
ヴェジタリアンのことを調べていたら、ヴィーガンに行き当たった。
ヴィーガンというのは、「食事だけでなく、衣食住の生活全てにおいて極力動物性の使用を避ける。完全ヴェジタリアンとも呼ばれる」という人らしい。 ヴェジタリアンにもいろんなレベルがあって、その中ではヴィーガン(Vegan)が一番ランクが上になる。 動物や魚の肉は食べないし、乳製品も卵もハチミツも食べない。 そのうえ、革製品やシルク、ウールなどを身につけないらしい。 これはスゴイ。 その下にはダイエタリー・ヴィーガンというのがいる。 食べ物は菜食主義だが、身に付けるものなどは動物性のものでもOKというランク。 その下が普通のヴェジタリアン。 乳製品はOKという人はラクト・ヴェジタリアンで、更に卵もOKという人はオボ・ラクト・ヴェジタリアンという。 ヴェジタリアンでも魚はOKという人もいる。 それはペスクタリアンという。 だいたい、国際ヴェジタリアン協会が決めているのはそんな感じだ。 それにしても、日本にはヴェジタリアンは少ない。 肉を常食する人が少ないし、魚とか豆腐とかをメインで食べているから、それほど意識していないのかもしれない。 ヴェジタリアン用のメニューというのが書かれているレストランは見たことがないし、ヴェジタリアンを名乗る人も見たことがない。 日本の風土では宴会などの時に、私はヴェジタリアンなので…、などとなかなか言いにくいのかもしれない。 だから、隠れヴェジタリアンという人もいるのかもしれないが…。 会社にいた時に、外国から来たヴェジタリアンの人を接客するのに、レストラン(そこそこいいとこ)に頼むと配慮してくれたから、そういうお客さん用のメニューというのは用意してあるのだろう。 でも、市民権を得ているとは言い難い。 英語版のメニューには出ているのかもしれない。 こないだアメリカのヴェジタリアンどうしの会話を聞いていたら、「食べる量を心配しないでいい」というのがいいところだ、ということを言っていた。 こういうのはダイエタリー・ヴィーガンというのかな。 アメリカとヨーロッパでは市民権を得ているようだ。 ヴェジタリアンは、はたしてアジアで市民権を持つだろうか…。 |
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