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2013.09.11 Wednesday
新しいiPhone
アップルのiPhoneの記事が出ていた。
今度はiPhone5sと5cという二つのバージョンがあるらしい。 5sは高価なタイプ。 2年契約を前提に、199ドル。 5cは安価なタイプ。 2年契約を前提に99ドルという。 高価なタイプは差別化として、指紋認証やCPUの処理速度が速いというスペックの強化が行われている。 安価なタイプは要は今のiPhone5の実質的な値下げのバージョンだろう。 やはり、出来ることを考えると、どんどん付加価値が落ちていっているのだ。 結局型落ちで充分とか、安価なモデルで充分というユーザーが増えることになり、そういう人も取り込んでいかないといけない、という戦略だろう。 実際、高い方のモデルがどれだけ売れるか、疑問だ。 5cの方は、鮮やかな色の展開になる。 そこで差別化するという戦略に出た。 逆に言うと、今の機能を強化してもユーザーはついてこないということだろう。 5色のバリエーションと専用の6色カバーが差別化のために用意されるのは、それを表しているのだろう。 アップルの戦略は明確だ。 もう色くらいしか差別化が残っていない。 機能的には充分で、これ以上お金は出せないというのが一般ユーザーだろう。 アンドロイドもだいぶ進化して、アップルと差がどんどんなくなってきたのも一因だ。 そればかりか、地図のソフトでは圧倒的にグーグルが強い。 この位置情報や地図というのは、今までの電話になかった新しい付加価値と言える。 カメラなど、ちょっと便利になったという程度だが、地図やGPS情報を組み合わせたサービスはまだまだ出てくると思う。 これからどうなるか…。 |
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