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2013.09.25 Wednesday
ボッシュの技術
ボッシュはドイツの自動車部品メーカーだ。
燃費向上や安全についての技術を、フランクフルト・モーターショーで発表している。 それによると、燃費を良くするために今まで以上にエンジンを切って、惰力で走行する技術などをを発表している。 車は走行中にエンジンを切って、まっすぐ走る分にはまあ安全だが、カーブする道などでは駆動力がないと危険だ。 そのために、ナビの情報を用いて、走行中にエンジンを切るかどうかを判断するということらしい。 また、ステレオビデオカメラによって、ドライバーが飛び出してくる子供などを見落としたときにも、回避動作をするということも考えられている。 ボッシュがそのために2014年からカメラを量産するという。 渋滞のアシスタント技術も考えられている。 低速時にはハンドル操作に介入するシステムを完成させるらしい。 そういえば、新しいゴルフにはレーンアシストの機能も採用されている。 あれはボッシュの部品を使っているのかもしれない。 彼らの発表を見ていると、まだまだ自動車も進歩していけるのだと思う。 もちろん日本の技術もスゴイところがあるのだろう。 しかし、日本にはボッシュほどの総合部品メーカーはない。 デンソーあたりは近いかと思うのだが、まだまだではないか。 まだまだ内燃機関も捨てたものではない。 そして、ハイブリッドから電気自動車へと変わっていく。 さらに車と車が通信して、事故を防ぐというようなシステムも考えられる。 インターネットが車の中にも入ってくる。 クルマに関する産業の未来はまだまだ明るい。 問題はそれをあらゆる国がキャッチアップしているということだ。 日米欧の3極だけではない。 電気自動車になると、今のクルマのメーカー以外も参入するようになるだろう。 そこがシンドイところだ。 でも、日本のメーカーはまだまだ最先端で頑張っている。 日本ならではの高付加価値なクルマを作り続けてほしい。 |
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