考えたこと2

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子ども
いつからか、公式文書に出てくる「子供」が「子ども」になった。

なぜかというと、子供と書くと「供」の字が「お供」を想像させ、子どもが添え物のように思える、ということらしい。
しかし、子供という漢字はずっと使ってきたものだ。
ぼくらが小学校で習ったときは「子供」だったし、こどもを子どもと書いたら×だった。

いつの間に、「子ども」という表記ができたのだろうか。
どうもこの頃こういう言葉が多い。

漢字の表記を別々に考えると、「子供」は「子ども」になる。
しかし、別々に考えるのはオカシイ。
元々は「こども」という言葉があって、それに漢字を当てて「子供」になったのだろう。
中国の言葉として子供というものがあったわけではない。
日本語で使われる漢字は、意味がつながってできているわけではないと思う。
先に言葉があって、それに漢字を当てたのだろう。
だから、もともと「子供」の「供」には「お供」の意味はない。
あるとしたら、「こども」という言葉の「ども」にあるので、漢字にあるのではない。
「こども」の「ども」は「野郎ども」の「ども」と同じで、複数を表しているような気がする。

いずれにしても、「子供」を「子ども」と書くのはナンセンス、と思っていたら、文科省が表記を改め、「子供」に統一するという。

これはいいことだろう。

他にもいろいろと「子ども」系の言葉がある。

ぼちぼちみんな見直した方がいいと思う。

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