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2013.09.03 Tuesday
遺伝子と歴史
テレビで言っていたが、チンパンジーの遺伝子は99.5%は人間と同じらしい。
ハエでさえ8割が人間と同じという。 この事実から、ダーウィンの進化論は正しいと思う。 別々にできたなら、これだけ同じというのはオカシイ。 いくら考えても、不思議だ。 一度書いたと思うが、遺伝子のメカニズムを考えると、誰かがそう設計したとしか思えない。 たった4つの塩基の組み合わせを並べただけで、身体の中の全ての酵素やタンパク質が決まる。 要は生物の設計図が遺伝子ということだ。 そのうえ、同じものが複製されない。 異なる2つの遺伝子を持つ親から、半分ずつもらう。 だから、一人一人違う。 数学的には組み合わせは30億通りというが、事実上は無限大とWeb上には書いてあった。 今の人類になって、この遺伝子のシステムは変わっていない。 十数万年前に生まれた時から、同じだろう。 所詮、チンパンジーと0.5%しか変わらないのだ。 ということは、知識は増えても、きっとやることはあまり変わらないということだ。 だから人間が何をしてきたかということを学ぶ。 それによって、過ちを起こるのを防ぐこともできる。 遺伝子上は人間は進化してできた生物だが、人間になってからは変わらない。 知識がなければ、すぐに原始時代に戻る。 だから文化ができた。 そして教育のシステムを作った。 知識は伝えていかないと、伝わらない。 その量がだんだん増えてきた。 何を伝えないといけないのか、何を伝えるべきなのか、よく考えないといけない。 そういう時代になってきたと思う。 変えるべきは変え、守るべきは守る。 そういう決定が必要だ。 |
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