考えたこと2

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中村吉右衛門
鬼平犯科帳といえば、中村吉右衛門だと思う。

日本のハードボイルドの代表作。
鬼平というキャラクターを演じさせたら、この人だ。

最初は萬屋錦之介がやっていたが、錦之助の鬼平には優しさが足りない。
吉右衛門にはそれがある。

ハードボイルドの探偵については、レイモンド・チャンドラーという作家に格言がある。
「タフでなければ生きてはいけない。優しくなければ生きていく値打ちがない。」
それはハードボイルドの主人公の鉄則だと思う。

鬼平はたくさんの盗人上がりの密偵を抱えている。
あくまで、彼らは鬼平の直轄であり、鬼平に忠誠を誓っている。
みんな鬼平に捕まった盗人だ。
もともと、人殺しなどしていない、まっとうな盗人だった。
あくどい金持ちを狙う。

そんな盗人たちが、心を入れ替えて密偵になる。
人生を捨てて、お上の犬になる。
ばれたら、命を狙われる。

そんなシチュエーションで、密偵たちを束ね、事件を解決する。

今のように科学も発達していないし、いつもやるのは足を使ってあとをつけることだ。
ひたすら我慢をして張り込みをする。
待って、待って、向こうが動くのを待つ。

これらの密偵たちは蟹江敬三、長門裕之、梶芽衣子などが演じている。

日本のハードボイルドの名作。
この番組を海外に輸出したらどうか。

きっと流行ると思う。



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