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2011.11.06 Sunday
ATOK
今はワープロの標準はマイクロソフトWordになったが、最初は一太郎だった。
ジャストシステムという徳島の会社が作っていた、Made in Japan。 一太郎は日本製らしく、紙と鉛筆の発想で、用紙のどこからでも書き始められた。 Wordがタイプライターの発想で、上からしか書けなかったのとはだいぶ違う。 今は一太郎はWordの互換路線に変わり、何とか頑張っている。 でも、ATOKという日本語処理のソフトはまだ強い。 どうしても、マイクロソフトがタダでつけているIMEに負け気味だが、最初にATOKを見た時はスゴイと思った。 何がスゴイかというと、あめりかと入れると、アメリカと変換される。 てれびと入れると、テレビと変換される。 カタカナの言葉がひらがなで入れられる。 こんな簡単なことが…、と思うかもしれないが、あめりかと入れると、当時はアメリカにならなかった。 カタカナ変換のキーを押して、ひらがなをカタカナになおす、という操作が必要だった。 だから、ATOKが使いたいから、一太郎を使った。 そのうち、一太郎とATOKは別売りになって、ATOKだけでも買えるようになり、Wordの時代が来た。 今はGoogleの日本語変換が出て、ATOKからそちらに変えた。 よく使う言葉や有名な言葉は学習していなくても変換される。 一長一短があるが、いい勝負だと思う。 でも、長いことATOKは日本語変換の第一位だった。 まだATOKはしばらく1位を保つかもしれない。 しかし、Googleの無料攻撃にはなかなか勝てない。 残念だが。 |
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