考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< September 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
地球科学
このところ、日本列島は災害で大変だ。

こないだ、紀伊半島を台風が襲ったと思ったら、今回は東海地区がすごい水害になっている。
偶然、ぼくの住んでいるところは、そんなにひどい雨は降っていないが、これも運のようなものだ。

台風の速度が上陸後も変わらないことが、大きな原因だろう。
ゆっくり動くと、同じ所にたくさん雨が降る。
それに、秋雨前線の影響もあるのかもしれない。

もっと地学の勉強をしておけばよかった。
三省堂の大辞林によると、地学というのは、

(1)地球を研究対象とする自然科学の総称。地質学・地球物理学・鉱物学・岩石学・気象学・海洋学・古生物学などを含む。地球科学。
(2)高等学校の理科の科目の一。(1)のほか、天文・宇宙・環境などを含む。
(3)地質学・鉱物学・地理学の総称。

となっている。

ぼくらの高校時代は、地学はあまり人気がなかった。
理科2科目なら、物理と化学、というのが普通。
生物、地学はちょっと敬遠、という空気があったのは事実。

思うに、地学という名前が悪かったのではないか。
物理、化学、生物に比べて、わかりにくい。

地球科学と言っていれば、もっと人気があったかもしれない。
天文、気象、地質などを扱う学問だ。
地球科学の方がイメージしやすいし、かっこいい。

物理学も天文学から始まったんだし、地球を知ることは大事なことだ。
あと何百年か何千年、もしくは、何万年人類が生き永らえるのか、これはわからない。
何が原因で、地球がぼくらが住めるような環境でなくなるのか。
小天体の衝突か、温暖化か、氷河期か、ウィルスか、放射能か…。

0℃程度から、40℃程度の温度で保たれている場所は、宇宙では珍しいと思う。
結果論とはいえ、全くの幸運としか言いようがない。
おそらく、地球科学を勉強すると、幸運に幸運が重なって、ぼくらが生きているということになると思う。

今は雨は小康状態だが、明日はどうなるのだろうか。

そういえば、高校の地学の先生は、いつも実験着を着ていた。

顔は思い出せるのだが、名前がわからないなあ。


| | 考えたこと | 01:14 | comments(2) | trackbacks(0) |