考えたこと2

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チェルノブイリ
こないだロシアのチェルノブイリ原発のドキュメンタリーを見た。

1986年に事故が起こったが、未だにその影響は続いている。
事故のあと、4号炉には人工の覆いが作られた。
鉄筋コンクリートの建物で覆ったのだ。
その建物を建てるのに関わった人たちは、多くの被曝をした。
当時20代の兵士たちだが、今は50代。

ソビエト崩壊の時に、文書が出てきたのだが、それによると当局は嘘の被曝量を発表している。
西側の会議に出て、広島・長崎の死者の数をもとに被害を伝えたのだが、それは修正されて報道されたという。

実際に当時作業した人が出て、話していた。
写真には放射能の光が写っている。

この事故はソビエト政府にも影響を与えた。
核の怖さを知ったゴルバチョフは、核軍縮へと進む。

4号炉にはまだ100kgのプルトニウムが入っているという。
今はウクライナになったが、政府は老朽化が進んだ4号炉の覆いを建て直すのには、予算がないという。

この事故を未だに人類はちゃんと受け止めていない。

結局、原発問題は、エネルギーという近代社会を維持するために必要不可欠なものを扱うことになる。
国によって、どうやってエネルギーを作り、どれだけ供給しなければならないか、というのは異なっている。
だから、政治問題にならざるを得ない。

政治問題にしないためには、どうしたらいいのか。

エネルギーをどうやって作るか、ということを真剣に考えないといけない。

エネルギー問題は難しい。



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