考えたこと2

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ポール・サイモン
映画「卒業」のサウンドトラックがミセス・ロビンソンだった。
これはリバイバルで高校の時に見た。
映画の中で、スカボロー・フェアやサウンド・オブ・サイレンスも流れた。

当時はビートルズが流行っていた頃で、彼らの派手な4人組に対して、サイモンとガーファンクルは2人の静かなデュオ。
S&Gと略された。

ポール・サイモンのアコースティックギター(当時はフォークギターと言っていた)はフォークのスタイルだった。
フィンガー・ピッキングという指弾きで、「9月になれば彼女は」とか、「Kathy」、「ボクサー」など、懐かしい。
ギターの月刊誌(ヤング・ギター、GUTS、新譜ジャーナルなど)で解説されていた。

そのうち、明日に架ける橋がリリースされて、長いことラジオの深夜放送で1位だったと思う。
いい曲だ。
ピアノのイントロが印象的。

また、ポール・サイモンは詩人とも言われ、歌詞が文学的らしい。。
これはネィティブでないとわからない。
そう思って、The Sound of Silenceの最初の部分、Hello darkness my old friend. I've come to talk with you again. をながめると、何となくそんな感じがする。

その彼も今年の10月で70歳。
PaulSimon.comによると、この10月からツアーをやるらしい。
まだまだ健在のようだ。

ぼくはS&Gを解散してからのことは、あまり知らない。
解散が1970年だが、意識としてはもっと後だと思っていた。
ぼくの回りでは、1970年代前半は、サイモンとガーファンクルは生きていた。
スカボロー・フェアを、ギターを初めて弾く友達に教えたのが、いつだったか…。
たしか、高校の時だったと思う。

ソロになってからのポール・サイモンは、精力的に新しいことに取り組み、アフリカやブラジルの音楽を取り入れ、アメリカでの評価は高い。
今年、新しいアルバムを出している。
日本ではあまり取り上げられないが…。

言葉の壁があるのだろう。

僕らの世代が、サイモンとガーファンクルをリアルタイムで知っている最後の世代かもしれない。

昭和40年代後半、サイモンとガーファンクルの時代だった。


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