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2011.09.16 Friday
ポール・サイモン
映画「卒業」のサウンドトラックがミセス・ロビンソンだった。
これはリバイバルで高校の時に見た。 映画の中で、スカボロー・フェアやサウンド・オブ・サイレンスも流れた。 当時はビートルズが流行っていた頃で、彼らの派手な4人組に対して、サイモンとガーファンクルは2人の静かなデュオ。 S&Gと略された。 ポール・サイモンのアコースティックギター(当時はフォークギターと言っていた)はフォークのスタイルだった。 フィンガー・ピッキングという指弾きで、「9月になれば彼女は」とか、「Kathy」、「ボクサー」など、懐かしい。 ギターの月刊誌(ヤング・ギター、GUTS、新譜ジャーナルなど)で解説されていた。 そのうち、明日に架ける橋がリリースされて、長いことラジオの深夜放送で1位だったと思う。 いい曲だ。 ピアノのイントロが印象的。 また、ポール・サイモンは詩人とも言われ、歌詞が文学的らしい。。 これはネィティブでないとわからない。 そう思って、The Sound of Silenceの最初の部分、Hello darkness my old friend. I've come to talk with you again. をながめると、何となくそんな感じがする。 その彼も今年の10月で70歳。 PaulSimon.comによると、この10月からツアーをやるらしい。 まだまだ健在のようだ。 ぼくはS&Gを解散してからのことは、あまり知らない。 解散が1970年だが、意識としてはもっと後だと思っていた。 ぼくの回りでは、1970年代前半は、サイモンとガーファンクルは生きていた。 スカボロー・フェアを、ギターを初めて弾く友達に教えたのが、いつだったか…。 たしか、高校の時だったと思う。 ソロになってからのポール・サイモンは、精力的に新しいことに取り組み、アフリカやブラジルの音楽を取り入れ、アメリカでの評価は高い。 今年、新しいアルバムを出している。 日本ではあまり取り上げられないが…。 言葉の壁があるのだろう。 僕らの世代が、サイモンとガーファンクルをリアルタイムで知っている最後の世代かもしれない。 昭和40年代後半、サイモンとガーファンクルの時代だった。 |
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