考えたこと2

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エボナイト
昨日の「エボニー」、ぼんやり考えていたら「エボナイト」という言葉に思い当たった。

エボナイトというと、理科の時間に出てきたはず。

静電気の実験の時に使った、黒い棒だ。

wikipediaでひくと、色が黒くて黒檀(ebony)に似ていることから、エボナイトと呼ばれるとのこと。

色からして、炭素のかたまりのような気がしていたが、なんとこれはゴムらしい。(ゴムには炭素が入っているが)
開発者はチャールズ・グッドイヤー。ぼくにとっては馴染みのある名前だ。

さらに、wikipediaによると…

「エボナイトは耐候性、耐酸性、耐アルカリ性にすぐれ、また機械的強度が強い。ボウリングの球や、万年筆の軸・インク供給部フィード、サクソフォーン、クラリネットといった楽器のマウスピースや喫煙用パイプのマウスピースに用いられる。絶縁性も極めて高く、かつては電材として絶縁体に用いられてきたが、現代では使われる場合は非常に少なく、一般の人が手に取ることが出来る機会はほとんどない。」

たしかに、エボナイトというもの、小学校の理科の実験でしか見たことがない。

エボナイト棒をこすって、静電気を帯電させて、紙がひっつくというようなものだった。

もちろん、知らないうちに見ているのかもしれないが…。

それが、「エボニー」からできた言葉だと、今日わかった。

チャールズ氏は、ゴムに加硫という処理をして、できた物体の色を見て、「おお、これはエボニーだから、エボナイトにしよう」と思ったのだろう。

思わぬところで、言葉と言葉がひっついた。

こういうふうに覚えると、忘れない。



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