考えたこと2

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Japanの由来
ニッポンのことを英語でジャパンというのはなぜか。

いろいろなサイトに出ているが、要はよくわからないらしい。

でも、たぶんそうだろう…といえるのは、「日」という漢字の「ジツ」という読み(元日のジツ)から、漢字の日本を「ジッポン」と発音しているのところから、西洋人が「ジャパン」にしたということだろう。

それが、中国で言われていたのか、それとも日本人がそう言っていたのか、そこは諸説あるようだ。

漢字の発音は、中国の中で一様ではないし、時代によっても違うらしい。

呉音や漢音など、同じ字でも違う音読みがあるのは、中国から伝えられた発音が異なるためだ。

果たして、日本人自身が「ジッポン」と言っていた時期があったのか、それとも中国で「ジッポン」と言っていたのが伝わったのか、それはわからない。

今はジャパンと言われると日本のことだとわかるが、明治時代、英語が入ってきた時期にはみんなどう思っていたのだろう…。

「なぜニッポンのことをジャパンと言うのでござろうか」
「不思議でござるな」

そんな会話がきっとあったはずだ。

ぼくは、英語は英語としてあるものであり、「教科書で習うもの」だったから、丸暗記して疑問も持たなかった。

でも、英語が「当たり前に習うもの」ではなかった時代の人たちは、不思議に思っただろう。

その時代には、オックスフォード辞書の編纂者に「ジャパンは間違っているぞ」と言うことなど思いもつかなかったから、ジャパンが生きているのか。

今やもう遅いとは思うが…。




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