考えたこと2

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スーパーヘテロダイン
FM大阪が開局したのが1970年。
中学2年のとき。

これで、ラジオでステレオ放送が聴けるようになった。(NHKはあったが、クラシックばかりだった)

このころ、音楽を聞く上で、まだまだラジオは主体のメディアだった。

週間FMという雑誌があって(まだあるのかな…)、その本で番組を調べ、好きなアーティストのアルバムをカセットに録音して聴く、というような時代。
「エアチェック」という言葉もあった。

だから、ラジオの性能は大事だった。

よく、カタログを集めたりした。

その時に覚えた言葉が、「スーパーヘテロダイン」。

昨日読んでいた本の中に「ヘテロ」という言葉が出てきて、思い出した。
ヘテロダイン…接着剤ではないですよ。

あまり英語らしくない響きで、この「スーパーヘテロダイン」方式だから、ラジオの感度がよいというような説明だったなあ。

言葉は知っていても、意味は全く不明だったので、調べてみた。

「ヘテロ」は「他の」という意味で、「ダイン」は「ちから」のこと。
そう言えば、力の単位でダインというのがあった。
つまり、ヘテロダインは「他力」のことになる。

どんな仕組みかというと、ラジオが受信した電波は、そのままでは周波数が高くて扱いにくいので、いったん低い周波数に変換してから、音を取り出すということらしい。

なるほど。元々の周波数そのままではシンドイから、他の力(低い周波数)に頼って、電波を音に変えるということか。

40年ほどかかって、ようやく意味がわかった。
今でも、この方式が主体とのこと。

スーパーヘテロダイン…、なんだかものものしい言葉だが、すごく性能がいいぞ…という感じがする。

でも、意味は「超他力」だったのか…。




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