![]() |
2006.05.27 Saturday
RPG
RPGと書くと、ロール・プレイング・ゲームと読むのが一般的になったほど、RPGは世間に浸透している。
テレビゲームが出てきてからの言葉だ。 ゲームをする人が、ゲームの中のキャラクターになりきって、冒険したり、戦ったり、探したりする。 キャラクターに自分の名前を付けられたりするので、やっている方は、まるで自分が仮想の世界を生きているような感じになるのだろう。 以前、会社の後輩で、ドラゴンクエストとかいうRPGソフトが出ると、すぐに買って、何日か徹夜してゴールまで行った、というヤツがいた。 毎回、発売のたびに、徹夜をするとのことで、よくやるなあ、と思った。 この手のゲームは苦手だ。とにかく、めんどくさい。 一度だけ、何とか殺人事件というのをやったことがあるが、容疑者が何人もいて、彼らを聞き込みするのだが、大したことを言わない。 警察署に連れてきて、尋問するとちょっと言うことが増える。 でも、何度連れてきても、言うことは同じだ。 メニューを見たら、殴る、というのがあって、容疑者を連れてきて、尋問の時に殴ってみたら、「すいません。隠してました…」とか言って、話を始める。 これや、ということで、片っ端から連れてきて、殴りまくったら、しまいに誰も何も言わなくなった。 どうやって、ここから進んだらいいのかわからなくなり、アホらしくなってやめた。 だいいち、ちゃんとやろうと思うと、メモを持っておいて、証言を書きとめていかないといけない…。 何でそんなことまでしてゲームやらなアカンねん…と開き直ってしまう。 僕には向いてない…というのが結論。 それ以来、その手のゲームには興味が無くなった。 RPGが好きな人は、すごいと思う。 こんなにめんどくさいことをやるくらいなら、仕事している方がマシだ。 生きていること自体がロール・プレイングだから、それで充分。 ゲームではなく、人生の方を面白いと思えないと…。 でも、それはそれで、難しいです。 |
![]() |