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2025.10.23 Thursday
車のある風景3
JAFメイトの松任谷正隆が書いている「車のある風景」。
今回で3回目。 年代的にはそうなのだが、松任谷は大学1年生のときバンドでカレッジフォークをやっていたという。 当時はやっていたギターを持って、キングストン・トリオのコピーをしていたという。 キングストン・トリオというと、カントリーのバンド。 ぼくはてっきりその頃から、もっと洒落た音楽をやっていたのかと思っていた。 といっても、あの頃の洒落た音楽がキングストン・トリオだったのだろう。 最先端のアメリカの音楽。 井の頭公園のそばの先輩の実家で練習したらしい。 ずっとキーボードをやっていたと勝手に思っていた。 この2年後には、スタジオプレイヤーになるのだ。 それがごく普通の、キングストン・トリオのコピーバンドをやっていたことに驚く。 きっと本人もそうなるとは思っていなかったのだろう。 そのサークルで女の子を紹介され、誕生日にクルマのプラモデルを作って持っていって、渡したときに落として壊れ、振られたという話だった。 女子大生がクルマのプラモデルなどほしいわけがない、というのはそのあと思ったという。 彼の青春はそんな思い出ばかりだという。 きっとそんなことはなかったと思うが、でも、たしかにイケメンではないなあ。 ぼくより6年年上だ。 まさにキングストン・トリオが流行ってた頃だ。 懐かしい。 |
