考えたこと2

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Fラン大学利権
Fラン大学というのは、自由に入れる大学、というような意味。
GoogleのAIによると、

定義 大手予備校の偏差値表で偏差値35未満の大学
特徴 入学しやすい、レベルが低い、中退率が高い、定員を大幅に割っている
実態 ほとんどが事実上の全入状態、講義のレベルが低いため単位取得が容易

というような大学。

財務省が審議会で、一部の私立大学について、授業内容が「義務教育のように初歩的すぎる」として、教育の質に応じた私学助成の見直しを提案したとのこと。

実際、ぼくが勤めていた大学も、当初からほぼFランクだった。
10年勤めたが、だんだんひどくなった。
一時は定員も割れ、学部学科を改変して一時的に持ち直したが、少子化の影響もあり今も苦しい。

子供の数が減っているのに、大学は増えている。
どう考えても、大幅に合理化しないといけない。
それでも、大学数が減らないのは、国が補助金を出しているからだ。

何度か財務省が指摘しているが、文科省は手を打たない。
天下り先が減るからだろう。

財務省は明らかにおかしな大学が存在すると言っている。
四則演算や、英語の初歩を教えているFランクの大学のことだ。

ぼくの行っていた大学は、たしかにそれらを教えないといけない学生がいた。
そもそも推薦やAO入試で入学する人たちがほとんど。
いったい、高校は何をやっているのか、とも思っていた。

財務省は、公費での私学助成は教育内容や人材育成の観点から見直すべきだと主張している。
その通り。
学力不足で、基礎から教えないといけないのなら、もっと安い方法があるからだ。

文科省の反論は、「定員割れや基礎的な授業のある大学でも、教育の質が低いとは限らない」ということだったらしい。
そんなはずはない。
何を持って、「教育の質」と言っているのだろう。

そういう大学を潰せば、普通の大学はもっと学費を安くできる。
結局文科省の天下り先の確保のために、大学を減らしたくないのだ。

教授たちが使う科研費も、問題が多い。

こういうことを追求してくれる役所は財務省だけ。
本当に無駄遣いを減らさないと、政治家やくだらない役所の食い物にされてしまう。

もっと財務省に頑張ってほしい。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

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