考えたこと2 | 危険なLGBT活動

2024.04.03 Wednesday

危険なLGBT活動

産経新聞のHPに「『トランスジェンダーになりたい少女たち』　〝出版中止脅迫〟に屈せず本日発売」という見出しが出ている。

この本は、もともと角川が「あの子もトランスジェンダーになった」という表題で出版しようとしていたが、トランスジェンダーに対するヘイト本だとして脅迫されて、出版を断念したという経緯がある。
今回、産経新聞出版が出版を敢行した。

アメリカではベストセラーになり、エコノミスト誌、ロンドンのタイムズ紙などで「今年最高の1冊」に選ばれた本だ。

産経新聞の記事から引用すると、

「　欧米諸国で近年、自分は心と体の性が一致しないトランスジェンダーだと訴える少女が急増しています。著者は約200人・50家族に取材し、その社会的流行の理由や容易に性別変更できてしまう米国の実態を明らかにしています。
　またホルモン補充療法や乳房切除手術など回復不可能な損傷に後悔する少女らを取材し、警鐘を鳴らします。本書はエコノミスト誌やタイムズ紙の年間ベストブックに選ばれ、世界９カ国で翻訳されています。
　本書の発売をめぐっては、産経新聞出版と複数の書店に対して「出版中止」を要求する脅迫がありました。「原著の内容はトランスジェンダー当事者に対する差別を扇動する」として「出版の中止」などを要求し、発売した場合には抗議活動として同書を扱った書店に火を放つというものです。
　本書は米ベストセラー『IRREVERSIBLE DAMAGE』の邦訳版で、大手出版社KADOKAWAが出版を中止した経緯があります。脅迫によって発売を中止することは出版文化と表現の自由を脅かす前例を作ることになり得ると考え、産経新聞出版では予定通り刊行しました。」

ということだ。

実際に海外のサーバーを経由して、販売した書店に火をつけるなどという脅迫が届いている。
海外のサーバーを経由するということは、身元を知られたくないということだ。
そんなことまでして、ヘイトを煽る。
自分と違う意見のものを抹殺するというのは、完全なヘイトだとわからないのだろうか。

とても不思議なのだが、日本のLGBT（いろんな言い方があるが、とりあえずLGBTと書く）を主張する人たちはどうしてこんなに暴力的なのだろうか。
他人に対してヘイト、ヘイトと騒いで、結局それ自体がヘイトスピーチになっている。
自分が認めないものは、存在を許さないという態度はおよそリベラルとは言えず、ファシズムだろう。

おまけに、トランスジェンダージャパンの事務局長が、産経新聞社への脅迫を差別者の自作自演だと決めつけて、まだ「出版中止しろ」と言っている。
この事務局長、社民党から立候補したこともある（もちろん、落選）。

LGBTを主張する人たちは極左だという発言もあるが、こういうことがあるとそうかもしれない。
ジェンダーの問題を云々する人たちと、左右の思想は関係ないと思うのだが…。

おかげで、それが話題になり、発売前からアマゾンでこのカテゴリーで1位になっている。

日本のリベラルは不思議だ。